未来へ

クリーニング   2019/01/18 (金) 12:11 AM

「これまでお願いしていたお店が閉店になった」という理由で、ご用命を受ける機会が増えてきました。

この来店理由を聞くたびに同業者としては寂しい気持ちになります。

クリーニングの隆盛期は、おそらくバブル前まで。したがって、現在営業している個人のクリーニング店は高齢の方がほとんどです。ウチのように2代目が継承するというケースも少ないため、「機械が壊れた」「カラダ的にきつくなった」「そろそろ隠居しようか」という理由でオヤジ世代が引退を決意するのが、ちょうどこの平成最後のタイミングに重なるのでしょう。

今後ますます個人経営のクリーニング店は絶滅危惧種になります。ですが、こうしたお店を必要とされるお客さまは必ずおられる訳で、だからこそ生き残りとしてのボクたち世代が担う役割は重要になるのかもしれません。

そんな責任感みたいな気持ちも同時に感じながら、依頼品をお預かりしています。

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