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シームレスダウン

クリーニング   2019/03/13 (水) 12:30 AM

今回は真面目にクリーニングのお話を。

シームレスダウンは縫い目の無い画期的なダウンジャケット。通常のダウンは針を通した小さな穴(縫い目)から羽毛が出てくることがありますが、シームレスはその心配がありません。また、縫い目から雨水や冷気が侵入することもなく、保温性が高いのも利点ですね。

ただし、そのクリーニングとなると問題が。

基本的に通常の縫い目にあたる箇所を樹脂で圧着しているので、クリーニングの仕方によっては圧着部分が剥がれることがあるんです。この現象が起きるため、実際に取次店ではクリーニングを拒否するケースもあります。

もちろん、シームレスダウンに応じた適切なクリーニングをすれば問題ないのですが、知識や手間の面から店側がリスクを避けているということなのでしょう。ですので、シームレスダウンは専門性の高いクリーニング店に依頼されることをオススメします。

また、シームレスダウンは耐久年数に期限があります。実際に洗濯タグにも記載がありますが、およそ3年程度。3年ほどで経年劣化により圧着部分が剥がれてきてしまいます。機能性を追求した結果のデメリットですので、これらの点は事前に理解しておいてくださいね。

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