バーバリーは1856年トーマス・バーバリーによって創立されました。言わずと知れたイギリスの代表的なブランドのひとつで、トレンチコートやマフラーと言えばバーバリーを連想される方も少なくないと思います。また、あのチェック柄は「バーバリークラシックチェック」と呼ばれ、バーバリーの各アイテムには多く用いられています。
日本市場における外資系ブランド売上高第2位(たぶん1位はルイ・ヴィトン)を誇り、日本国内に多くのファンがいるということが数字のうえでも伺えます。
「バーバリー・プローサム」「バーバリー・ロンドン」という英国発祥のラインだけでなく、若い男性をターゲットにした「バーバリー・ブラックレーベル」や、女性に人気の「バーバリー・ブルーレーベル」といったラインも展開し、幅広い層の支持を得ているのです。
ここからは私見ですが、とにかくバーバリーと言えば上品なイメージあります。そして、その上品さ故、フォーマルな場はもちろん、ちょっとした外出着としても非常に重宝されるのではないでしょうか?
実際、当店へクリーニングに出していただく海外ブランドの洋服の中でも「バーバリー」が占める率は少なくないのです。
さて、そこでバーバリーのクリーニングについてですが、希望を言えばシーズンの途中に1回と収納時に1回の最低2回はクリーニングしていただきたいと思います。
もちろん、着用する頻度やヨゴレの具合によって状態は変わるので、こうしておけば大丈夫という基準はないのですが、バーバリーは流行に左右されにくいので、永く着ることができるアイテムが多く、きちんとケアをして長期に渡って愛用していただきたいと思うのです。
別にバーバリーの回し者ではないのですが(笑)
1909年にココ・シャネルがパリで帽子専門店を開店したのがブランドのはじまりだそうです。言うまでもなく、今では誰もが知る有名ブランドで、バッグ・サングラス・アクセサリー・香水など展開する品目は多岐に渡っています。
ちなみに、シャネルにまつわるちょっとしたウンチクをひとつ。シャネル初の香水である「No.5」は「5」にちなんで5月5日に発売されたそうです。
2012年3月に開催されたシャネルコレクションは「震災で被害を受けた日本に元気を届けたい」と企画されたそうで、シャネルが日本でパリと同規模のオートクチュールのショーを開催するのは今回が初めてとのこと。
旅客機の機内を模した会場で、ランウェイをシートの間を抜ける通路に見立てるあたり、さすがという感じですね。この様子が見たい方は「シャネルコレクション・新宿御苑」で検索すると、いくつか写真が掲載されていますよ。
そして、今回のコレクションには歌手のバネッサ・パラディや女優のサラ・ジェシカ・パーカーらも来日していたそうです。すごいですね。
さて、そんなシャネルのクリーニングについてですが、スパンコールやリボンなどの装飾品がついた繊細な洋服が多いので、信頼のおけるお店に相談してください。
一般的なお店よりも料金は少し高額になるかもしれませんが、そうされた方が堅実だと思います。
グッチは世界で初めて品質保証のためにデザイナーの名前を商品に入れたことで知られています。そして、このことからブランドの元祖と呼ばれているのです。
グッチの創業者グッチオ・グッチは、ロンドンで一旗あげようと蒸気船の機関助手として働きながらロンドンへと辿り着き、サボイ・ホテルの皿洗いからスタートしてウエイターへと出世します。
そして、そこで王侯貴族らの立ち居振る舞いを間近に見ることで、持ち物やモノに対する考え方などを学びました。
その後、グッチはフィレンツェへ戻り、高級レザーグッズ店で皮革の扱い方を習得します。
そして、1922年にフィレンツェのパリネオ通りに自分の店(カバン店)を開き、翌年に「GUCCI」の店名を掲げました。これが現在のグッチの始まりです。
ちなみに、あの伝統的な「二重のGロゴ」が誕生するのは、それからずっと後の1960年代半ばのことです。
※グッチの詳しい歴史は、グッチHPの 「GUCCIについて」 → 「gucci forever」 で見ることができます。
現在、グッチグループにはグッチ以外にイヴ・サンローラン、セルジオ・ロッシ、そしてプーマなどのブランドがあります。
グッチと言えば、まず財布やバッグなどの皮革製品が連想されますが、ネクタイやスカーフもありますよね。
そして、このネクタイやスカーフのクリーニングについては、色落ちや色移りの危険性があります。
これはグッチにかぎった話でもなくて、海外ブランドのシルク製品は染めの甘い場合が多いので、対応のしっかりとしたお店に預けるようにしてください。
1889年、ジャンヌ・ランバンがパリのフォーブル・サントノーレ22番地に帽子店を開業。これがランバンの起源とされており、バーバリーなどと並んで現代の服飾ブランドとしては最も歴史の長い部類に入ります。
本格的なレディースウェアに参入してからは、東洋的なシルエットや民族的なディテールをいち早く取り入れ、古い美術や絵画からインスピレーションを受けたエレガントなスタイルを確立しました。スパンコールやビーズを使った巧みな刺繍技術が賞賛を受けるとともに、「ランバンブルー」と呼ばれる透明感のある深い青色を染色した布地が人々を魅了したそうです。
その後はメンズウェア・毛皮・ラグジュアリーだけでなく、インテリアなどにも進出し、ライフスタイルそのものをサポートするグローバルブランドへと拡大しました。
現在はファーストラインのLANVIN Paris(ランバン)のほか、「上質と軽さ」をキーワードに遊び心のあるコレクションを提案するLANVIN COLLECTION(ランバン コレクション)、「シックで生意気」をキーワードに本国パリ・ランバンのエッセンスを盛り込み、変わらないエレガンスを表現するLANVIN en Blue(ランバン オン ブルー)といったラインがあります。
1880年にアルフレッド・ダンヒルが父の働く馬具用品の製造卸会社で働き始め、1893年に21歳で会社の経営を引き継ぎ、自身の名を冠したdunhill(ダンヒル)に社名を変更。ここからダンヒルの歴史は始まりました。
20世紀に入り自動車の普及に伴い、コートやゴーグル、レザー製品などの自動車旅行用品を多く取り扱い、大きな成功を収めます。そのアイテムの豊富さは 『クルマ以外なら何でも揃えている』 と表現されるほどでした。このモトリティーズ(自動車Motoringと権威Authoritiesを組み合わせた造語)の精神は、現在に至ってもダンヒルのアイテムに影響を与えていて、バッグや時計など様々な商品のネーミング、ディテールに関連しています。
また、ダンヒルはブルドックをモチーフとしたアイテムを展開していますが、これは創業当時のブティックでイギリスでは不屈の精神を持った男性の象徴とされている「ブルドック」のマスコットを交通安全のお守りとしてクルマの愛好家に販売していたことが由来だそうです。
1952年フランスグルノーブルの小さな村 「Monestier de Clerment (モネスティエ・ドゥ・クレルモン) 」で創業され、頭文字をとってMONCLERと名づけられました。
アルピニストの要望に応えるべく研究を続け、1954年にイタリア・カラコラム登頂隊、1955年にフランス・マカル登頂隊、1964年にアメリカ・アラスカ遠征隊の装備に採用されて信頼を積み重ねていきました。
そして、1968年のグルノーブルオリンピックではフランスナショナルチームの公式ウェアに採用されます。この時、フランスの国鳥であるオンドリがシンボルマークとなり商標として使われるようになりました。
モンクレールのダウンジャケットは、フランス規格協会(AFNOR)から最高品質の証である “4Flcorons(キャトル・フロコン)” が与えられています。
各部位ごとに1グラム単位で使用量が定められた最高品質のグースの産毛を使用し、職人によって生産されているため大量生産ができる製品ではありません。
また、品質や機能性だけでなく、ダウンジャケットでありながら体のラインがスッキリと見えるデザインを採用し、ファッション性にも優れています。(スーツなどの上からも着やすいダウンジャケットとして人気があります)
品質と機能性とファッション性を兼ね備えた、まさに「キング・オブ・ダウン」とも言える人気ブランドなのです。
イタリアを代表するファッションブランドで、そのネーミングからも推察されるとおりドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナの2人によって創立されました。
1985年にミラノコレクションデビューを果たしたのですが、この発表会で「モードに新しい風が吹いた」と言われるほどの評価を受け、一気に注目が集まりました。1993年にはマドンナのワールドツアーの衣装を手がけるなど着実にブランドの地位を高め、今では世界的に人気のブランドとなっています。
Tシャツのクリーニングを預かるというケースはそう多くないのですが、たまに出るTシャツはドルガバ率が高いんです。
また、デニム(ジーンズ)についても同じことが言えます。
たしかに、Tシャツであってもそれなりの金額がする品ですから、首まわりの縮みなどを心配されるなら、ご家庭で洗濯するよりクリーニング店に依頼された方が安全かもしれませんね。
雨の多いロンドンの街に馬車が行きかっていた時代、雨を防ぐにはキャンバス地に油を染み込ませて撥水性を高めた外套くらいしかなく、人々は雨風をしのぐのに苦労していました。そんな時代にチャールズ・マッキントッシュは、2枚の生地の間に溶かした天然ゴムを塗り、圧着し熱を加えた防水布「マッキントッシュクロス」を発明します。この革新的な生地で製作されたゴム引きコートは英国中に衝撃を与え、その実用性の高さから英国陸軍のコートや英国国有鉄道の外套にも採用されました。今でも英国ではレインコートの総称をマッキントッシュと呼び、発明者の名は歴史に刻まれています。
マッキントッシュのコートは今も当時の製法のままに作られています。縫製を施した縫い目の裏に特殊なGlue(グル)と呼ばれる接着剤を使ってテープを貼り、その上からローラーをかけて乾かすということが繰り返し行われます。
こうした手順を経て完成するため限られた枚数しか製作できず、その証としてGenuine Handmade(正真正銘のハンドメイド)のラベルが縫い付けられているのです。
マッキントッシュのゴム引きコートは唯一無二とも言える独特の匂い、素材感、風合いがあり、今でも世界中の人々に愛用されるアウターウェアです。
さて、このマッキントッシュのゴム引きコートをクリーニングに出そうとしても、「マッキントッシュお断り」というクリーニング店が多くあります。
それは独特の素材と製法によって作られているので、クリーニングするには素材に関する理解とクリーニングの経験が必要だからです。
例えば、製法を知らずにドライクリーニングしてしまうとドライ溶剤が接着剤を溶かしてしまい、生地がバラバラになってしまう危険性もあります。
ですから、クリーニングに出される際は「マッキントッシュですが、大丈夫ですか?」と聞いてみてください。
相手の対応で、なんのことかわかっていないお店かどうか、すぐにわかりますよ。
1952年、マダムギャビーアギヨンが創業。ブランド名はロンゴスの古代小説「ダフニスとクロエにまつわる牧人風のレスボスの物語」を原作としたバレエ音楽「ダフニスとクロエ」に由来しています。
1950年代、「ラグジュアリー・プレタポルテ」と称して高品質な素材を使用した既製服を販売し、プレタポルテ市場の草分け的存在となりました。
2001年にはディフュージョンラインの 「See By Chloe シーバイクロエ」 がスタートし、日本を含めた世界的な市場で人気のブランドとなります。
バッグや財布も人気があるので、何かしらのアイテムでこのブランドを持っておられる女性の方も多いのではないでしょうか。
クロエの公式サイトを見てみると、ネットでショッピングするには不便(海外表記のため)ですが、新作アイテムを確認することはできます。
ちなみに、現在60周年を祝してパリのパレ・ド・トーキョーでは「クロエ・アティテュード」が開催されているようですね。
では、最後にクリーニングについて一言。
クロエのドレス、シーバイクロエのワンピなどはクリーニングして収納してあげてくださいね。
高級スーツやポロシャツなどのメンズウェアでその名を知られるラルフ・ローレンはアメリカン・トラディショナルの代表的な存在。
日本では、2006年、東京の表参道にアジアの旗艦店となる「ラルフ ローレン表参道」をオープンし、その後、銀座にも路面店を開店しています。
ラルフ・ローレンの各ブランドの中でも特に有名なのが「ポロ ラルフ ローレン」でしょう。「ポロ ラルフ ローレン」は、クラシックかつオーセンティックなスタイルを提案するラルフ・ローレンの基調となるレーベルです。
他にもメンズは「ラルフ ローレン パープル レーベル」や「ラルフ ローレン ブラック レーベル」 「ダブル アール エル」などがあり、レディスも「ラルフ ローレン コレクション」 「ラルフ ローレン ブラック レーベル」 「ラルフ ローレン ブルー レーベル」といった多数のブランドがあります。
では、今回は少し趣向を変えて、ラルフ・ローレンのファクトリーストア(アウトレット店)をご紹介しましょう。
近畿圏には「三井アウトレットパーク滋賀竜王」 「りんくうプレミアムアウトレット(大阪)」 「神戸三田プレミアムアウトレット(兵庫)」の3店があります。
ここでなら、ラルフ・ローレンもお得にお買い物ができるかもしれませんね。
最後にクリーニングについて。ポロシャツをクリーニングに出すという感覚がない方もいらっしゃるかもしれませんが、実際、夏場になると「ポロ ラルフ ローレン」「ラコステ」「フレッドペリー」「バーバリー」など、多くのポロシャツをお預かりします。
色落ちや縮みを避けたい方は「ポロシャツをクリーニングに出す」という選択肢があってよいのかもしれませんね。
ポール・スミスといえば、マルチカラーのストライプ。「ひねりのあるクラシック」をコンセプトに、色鮮やかなストライプ柄や花柄、写真などのプリント技術を伝統的なスタイルに取り入れたデザインが特長です。
それでいて、メインラインはパリ・コレクション(メンズ)やロンドン・コレクション(レディス)で発表されるプレタポルテ。
この「しっかりとしたバックボーンに基づいた遊び心」がポール・スミスの人気の理由ではないでしょうか。
もともと自転車の競技選手を目指していた氏は、不慮の事故に遭ってしまうことで夢が絶たれます。
失意の中、パブに入り浸っているうちに地元のデザイナーの卵と親しくなり、友人の店の奥を借りて週2日だけ雑貨などを扱う店を始めたところ評判を呼びました。
そして、フリーランスのスタイリストなどの仕事を経験した後、1970年にノッティンガムで最初の店をオープンします。当初はマーガレット・ハウエルやケンゾーなどの商品を取り扱っていましたが、徐々に自身の名を冠した商品も扱っていきます。
1976年にはパリでショーを開催。
この時に「ポール・スミス」を発表して以降、毎シーズン、パリで新作コレクションを発表しています。
日本に進出したのは1984年。南青山の骨董通りに青山店を構えます。
ポール・スミス氏は当時を振り返って「そのころ、日本はあまり国際化していなかったが、80年代から90年代初頭にかけて大きく変わった。より多くの人が海外旅行をし、輸入品も増えた。そして、日本人は今も昔もファッションが好きだ」と語られています。(いまや、ポール・スミスは世界約80カ国に約300店舗ありますが、そのうちのなんと約200店舗が日本にあるそうです)
1987年にはニューヨークの5番街に路面店を構え、若いエリート層の間で一種のステイタスシンボルとなります。そして、この店の成功は、後に付近のエリアに進出したアルマーニの出店に影響を与えたとも言われています。
2000年、ファッション界への長年の功績を称えられ、エリザベス女王からナイトの爵位を与えられました。
そして、昨年の震災直後は、発生から2週間後に来日され、日本のために尽力されていたことをニュースなどで知った方も少なくないと思います。(You Tubeでも日本に向けたメッセージをアップされていますよね)
顧客には各界の有名人も多く、サッカー選手のデイビッド・ベッカム氏、トニー・ブレア元首相、ミュージシャンのポール・ウェラー氏や俳優のダニエル・デイ・ルイス氏など、幅広い分野の著名人に愛用されています。
都会的、構築的なファッション要素を加味し、常に進化し続けるキャリアブランド、INDIVI。シャープで洗練されたテイストをベースに、オフィススタイルからオフのファッションまで揃うことから、幅広い層に支持される人気のブランドです。
ブランド名の由来は「INDIVIDUAL」 つまり、独自性。デザイン・インテリジェンス・バリューの3つの要素をブランドコンセプトに、カジュアルスタイルのワンピースや上質なデザインのコートなど、都会のキャリア女性を魅了するアイテムを数多く展開しています。
株式会社ワールドの中でも「UNTITLED(アンタイトル)」に並ぶ2大人気ブランドで、JJ、Oggi、Ane Can などのファッション雑誌でも常連ですよね。
大きめサイズの「インディヴィ ラージ」や、小さめの「インディヴィ スモール」だけでなく、「INDIVI V.A.I(インディヴィ ヴァイ)」や「INDIVI GALLEST(インディヴィ ギャレスト)」といった姉妹ブランドがあります。
ちなみに「INDIVI V.A.I」の「V.A.I」とは、Visual of Another Indivi の略だそうです。
クリーニングについては特に問題ないと思いますが、ニット製品に関してはどうしてもホコリや毛玉の付着があるので、このあたりまで丁寧に対応してもらえるお店が良いと思います。
コンセプトは、そのままブランド名のとおり、ナチュラルビューティー。
ナチュラルでフェミニンな、着る人を美しく見せてくれるリアルクローズを提案しています。
キャリアOL定番の人気ブランドで、steady(2011年10月号)の読者1000人アンケート調査「みんなのおきにいりブランドランキング “お仕事行くとき部門”では、系列ラインのNATURAL BEAUTY BASIC が見事第1位となっています。
系列ラインは、1996年8月スタートの 「NATURAL BEAUTY BASIC」 と、2010年2月スタートの 「N.Natural Beauty Basic」 の2ブランドがあり、このことからも人気の高さがうかがえますよね。
さらに、NATURAL BEAUTY はアイテム数の豊富さとカラーバリエーションの多さが魅力で、ジャケットひとつとってみても、テーラード・ツイード・ノーカラー・シングルボタン・ラメ入りなど様々なアイテムがあります。
そして、それぞれにブラックやグレー、ベージュといったカラー展開がされているので、定番ブランドでありながら他人とカブる可能性が低いという点も支持されている理由のひとつではないでしょうか。
では、気になるクリーニングについて。
「何度かクリーニングに出すと毛玉がヒドい」というような話を聞いたことがありますが、個人的にはそんな印象はあまりありません。
状況がはっきりとわからないので軽率なことは言えませんが、もしかしたら、その方の場合はクリーニング店選びに問題があったのかもしれませんね。
組曲はオンワード樫山の主軸ブランドのひとつで、若い女性に人気の定番ブランドです。フレンチカジュアルのテイストをコンセプトに1992年にブランドデビューして以降、優しい着心地とコーディネートしやすいナチュラル感から、おきにいりのブランドランキングなどでも常に上位をキープしています。
イメージキャラクターに柴咲コウさんや長澤まさみさんを起用したあたりも同年代の女性の支持を得ている理由ではないでしょうか。
また、組曲は子供向けの「KUMIKYOKU KIDS」も人気があります。
これは「組曲」のファンだった女性が母親となり、子供にも「組曲」を着せてあげたいと思われているからでしょう。
プチ情報として、組曲のHPではショールの着こなしパターンを紹介してくれています。
ポンチョに、ベスト風に、カーデとして、ストールにと、いろんなパターンが掲載してあるので、おしゃれのヒントになるかも。詳しくは組曲HPのSPECIAL のページを覗いてみてください。
さて、クリーニングについてですが、特にややこしいという印象はありません。
ここで言う「ややこしい」とは、色落ちが激しいとか、型崩れを起こしてしまうというようなことですが、クリーニングに出すかぎり、そうした心配はあまり無いと思います。
1978年、レンツォ・ロッソにより設立されたブランドで、「DIESEL」という名前は世界中で同じように発音されて覚えやすく、当時新たな燃料として注目されていたディーゼル燃料のように世間を活気づけたいという思いからつけられたそうです。
元々はデニムブランドから始まり、現在はトップス、アウター、財布などの小物にいたるまで幅広いコレクションを展開しています。デニムとカジュアルファッションの分野を常にリードし、“プレミアム・カジュアル・ウェア”というカテゴリーを築き上げました。
ディーゼルのDNAとは、勇敢であること。不可能に見えることも常に挑戦し続け、人々をあっと言わせるようなモノを創りだすこと。ディーゼル・クリエイティブ・チームの自由な発想から生み出された革新的なコレクションは、毎シーズン新しいアイテムで構成され、その数は実に3,000ピース以上におよびます。
ハイクオリティな素材や技術を大切にし続け、今やストリートブランドとしてメンズ、レディス、キッズ共に絶大な人気を誇っています。
1995年秋に「1996年春夏コレクション」でデビュー。
ブランド名の「EPOCA」はラテン語の「時代」に由来しています。
“移り変わりが早いファッションの流れの中でインターナショナルな時代性とクオリティをもったコレクションを日本の女性に届ける” というコンセプトのもと、モダンなスタイルと繊細なディテールの洋服を提案し、20代後半から40代の幅広い層に支持されるブランドです。
素材や色、細かなディーゼルにいたるまで、丁寧な仕上げと品質を感じさせるアイテムを展開。高島屋を中心に伊勢丹、大丸、西武など全国の有名百貨店に出店しています。
ドレスなどのアイテムもあり、結婚式に出席する衣装として重宝されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみにメンズブランドは「EPOCA UOMO(エポカ ウォモ)」
こちらは「現代に生きる活動的な男性が満足する新しい価値観の創造を目指し、インターナショナルな感度と上質な素材で、品質、時代性、心地よさといったファッションの価値をもっと身近に感じさせる」というコンセプトでアイテムを展開しています。
「日本の凛とした様式美を背景に時代性を取り入れ、仕立ての良さ、こだわりの服づくりで着る人と共感し合える服を提案」 これがコムサデモードのブランドコンセプトです。
デザインは黒を基調とした落ち着きのあるモード志向。
日本的美意識と西洋の融合を提示し、ストイックなモードであるとの信念を持つブランドです。
コムサデモードは自社の公式サイトを持たないことで知られていましたが、2012年4月からは公式サイトが開設されています。
それまでは非公式のサイト(ファンの方、もしくは社員の方が開設されたのか?)が存在しており、このサイトは今でも閲覧できます。
ちなみに公式サイトを持たない理由は謎とされていましたが、一説では社長が無類のインターネット嫌いだったからという噂があります。
現在の公式サイトも他のブランドサイトに比べると非常にシンプルで、噂は本当かもしれないと感じたりもしますが。
姉妹ブランドとして、メンズの「 COMME CA MEN コムサメン 」や、ファミリー層をターゲットとした「 COMME CA ISM コムサイズム 」などがあり、幅広い層に支持されている人気のブランドです。