新洗濯表示
クリーニング 2017/01/19 (木) 8:36 PM
遅ればせながらで申し訳ありませんが、昨年12月から変更となった洗濯表示について触れておきたいと思います。
これまでの洋服は国内と海外で洗濯表示が異なりました。そのため、日本国内で販売されている海外製品には最初から付いている海外の表示と、国内向けに新たに付けた表示の2つがありました。そして、この表示内容が異なるという不思議な事象も多く見られたのです。
この理由のひとつは、輸入販売している企業が消費者からのクレームをできるだけ回避するために、元々の表示で可能となっているはずの洗濯方法を不可として国内表示を付けていたという点がありました。(すべてがそうという訳ではありませんが)
こうした経緯もあり、今回の変更で洗濯表示は国際規格が採用され、海外と同じになりました。一般の方には少しわかりづらくなったかもしれませんが、慣れればそれほど難しくないと思います。消費者庁のサイトでは洗濯表示の一覧表がダウンロードできますので、必要な方は検索してみてください。このHPの「豆知識」の最後の方にも「海外の洗濯絵表示」として掲載しています。
※ちなみに写真の表示は左から「ウエットクリーニングができる」「弱い操作によるウエットクリーニングができる」「非常に弱い操作によるウエットクリーニングができる」という表示です。ウエットクリーニングとは、クリーニング店が特殊な技術で行うプロの水洗いと仕上げまで含む洗濯のこと。つまり、「Wマークはクリーニング店へ」と覚えておいてくださいな(笑)
トラックバックURL
http://ueda-cl.jp/kanri/wp-trackback.php?p=1444